アニメ画集11『さよなら銀河鉄道999』  捨吉さんより

●直撃インタビュー・アフレコを終えて一言『ミャウダー』

ミャウダーも両親が機械化人に殺されていて、境遇が鉄郎に似ているんです。
だから、鉄郎が他人とは思えませんでしたね、もう本当に弟みたいな気分で。
だから、鉄郎のいい兄貴だというつもりでやったんですがね…。

ミャウダーというキャラクターはちょっと宇宙人っぽいんですが、とってもきれいだし、目がとっても魅力的なんですよね。
まあ、とにかく鉄郎を助けて、結局、死んでいくんですが、とてもカッコいい役ですね。
私の声が劇場で魅力的にひびけば、いいんですけど…。

●潜入ルポ『アフレコの熱い三日間』(富山さんの部分だけ抜粋)

☆6月26日 9時45分〜(略)
    12時31分 ●AR9〜10(ラッシュ)
ゲリラ隊長やミャウダーのシーンでは「カッコいい」という女性群の声。
大塚(周夫)さんとりん監督の打ち合わせで、「ここで、クソーッでも入れますか」と大塚さん。

 <テスト> 富山「ちょっと、ちがったかなぁ」と頭をかく。
 <本番>  一発でOKが出たが、
      りん「あれ忘れてる、あとでオンリーもらおうか」
(大塚さん、まだセリフがあるのにマイクから離れる、打ち合わせのせりふもお忘れでした)


AR10 13時8分
 <テスト> 富山「あー、行っちゃったんだな」
 と独り言をつぶやいたあと「あそこでいわなきゃ」と笑ってごまかす。

 <本番>  途中、富山さん"ヌケ"でNG
      富山「ごめん」

 13時44分 昼食のため休憩

AR25
 <テスト> 前作のトチローの声を出すのに、何回か練習。
 <本番>  なんなく、無事にOK

6月28日
AR28
 <テスト><本番> 一発でOK
 ガヤ録り

声優さんのほかに、松本先生、高見プロデューサー、脚本の山浦さん、池上、吉沢、楠美、江幡さんたちスタッフ、青二プロの久保社長、古市マネージャー、取材の記者、カメラマンを総動員。そして、富山さんも特別参加。