『ポセイドンアドベンチャー』AR台本
この『ポセイドンアドベンチャー』も何度もテレビ放映されているのでご覧になった方は多いのでは。
そうです、タイタニック号の沈没が元ネタになっている海洋パニック映画です。
完成度の高さから、いまだにパニック映画の金字塔とも言われています。富山さんの役は、主役のスコット(ジーン・ハックマン)の犠牲によって最後まで生き残ることができた6人のうちの1人、マーチンとナレーターをされています。
声優さんの名前が並んでいると、つい突っ込みたくなりますがキリがないのでやめておきましょう。
ポセイドン号乗客のマーチンは、小間物屋を経営する独身男性。
船上では日課のジョギングを欠かさず、「列車みたいに毎日時間通りに走っている」と変わり者扱い。
気弱ですが、節目節目で主人公にナイスな提案をして皆の窮地を救っています。
もうすぐ出口だというところで噴き出してきた蒸気が生存者の進路をふさいでしまいますが、スコットが身をもって蒸気を止め、力つきて炎の中に消えてゆきます。
主人公スコットのこの漢の行いによってマーチンがかすんでしまいますが・・・残った人達を励まし束ねて船底まで辿り着き生還を果たします。それにしても台本の印字が薄かったんでしょうか、富山さん御自分のところは全体に渡ってこの様に上から濃く書き直されています。